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ゴルフ飛距離アップの極意|中嶋常幸プロ ×ドラコンプロ田澤大河選手 対談「体幹がブレたら飛ばない」

2026.05.25

「あと20ヤード飛ばせたら──」。そう願ったことのないゴルファーはいないでしょう。
今回の記事では、毎年恒例となったコアフォース会員を招いてのイベント「トミーカップ」の会場となった静ヒルズカントリークラブにて、ホスト役を務めた中嶋常幸プロと、スペシャルゲストとして招かれた田澤大河選手の対談の模様をお届けします。
中嶋プロは日本ツアー通算48勝を誇るレジェンド。田澤選手は2025年ドラコン世界選手権で日本人初のベスト8に輝いた「飛ばし屋」です。今回の対談では、師弟関係にある二人が、飛距離アップの「本質」について語ってくれました。
体幹、捻転、そして「6球打ったら失神するつもりで振る」──。トッププロの言葉から見えてきたのは、筋力だけに頼らない「飛ばしの極意」でした。

中嶋 常幸(なかじま つねゆき)/ 田澤 大河(たざわ たいが)

活動カテゴリ プロゴルファー – 中嶋 常幸/ ドラコン(Driving Contest)プロ – 田澤 大河
主な実績 【中嶋 常幸】
日本ツアー通算48勝(歴代3位)・賞金王4回
世界4大メジャーすべてでトップ10入りを果たした初の日本人
青木功・尾崎将司とともに「AON」の一角を担い、日本ゴルフの黄金時代を牽引
現在はヒルズゴルフトミーアカデミー主宰として次世代選手を育成

【田澤 大河】
2025年:PLDA世界選手権 ベスト8(432ヤード)── 日本人初
2024年:PLDA世界選手権 50位
自己最長飛距離438ヤード
クラブスピード150マイル(約67m/s)、ボール初速220マイル(約98m/s)

中嶋常幸プロが主宰する「ヒルズゴルフトミーアカデミー」の師弟コンビ。田澤選手は高校2年生のときにアカデミー1期生として入門し、中嶋プロの指導のもとで技術と精神力を磨いた。トーナメントプロではなくドラコン(ゴルフ長打競技)のプロとして独自のキャリアを歩み、2025年には日本人初となるドラコン世界選手権ベスト8を達成。コアフォース契約選手という共通点も持つ二人が、静ヒルズカントリークラブにて飛距離アップの極意を語り合った。

日本ゴルフのレジェンド、そして育成者として ── 中嶋 常幸

1954年10月20日生まれ、群馬県桐生市出身。日本ツアー通算48勝は歴代3位。賞金王4回。青木功・尾崎将司とともに「AON」の一角を担い、世界4大メジャーすべてでトップ10入りを果たした初の日本人として日本ゴルフの黄金時代を築いた。現在はヒルズゴルフトミーアカデミーを主宰し、畑岡奈紗プロ、蛭田みな美プロら世界で活躍する選手を輩出している。コアフォース契約選手。

世界に挑む「飛ばし屋」 ── 田澤 大河

身長182.5cm、体重110kg。高校2年生でヒルズゴルフトミーアカデミーの1期生として入門し、中嶋常幸プロの指導を受ける。卒業後はプロドラコン選手の道へ進み、自己最長飛距離438ヤード、ボール初速220マイル(約98m/s)という規格外のスペックで世界に挑む。2025年PLDA世界選手権では日本人初のベスト8(432ヤード)を達成。現在は世界チャンピオンを目指してアメリカを拠点に活動している。コアフォース契約選手。

出会いはトミーアカデミー ── 高校2年生の田澤少年が見たプロの世界

中嶋常幸 田澤大河 コアフォース ゴルフ飛距離アップ

二人の接点は、中嶋プロが主宰する「ヒルズゴルフトミーアカデミー」にあります。同アカデミーは、静ヒルズカントリークラブを本拠地に、「打つ技術だけでなく、それを支える体、両方を統括する心が必要」という理念のもと、世界で活躍する選手の育成を目指すジュニアアカデミーです。畑岡奈紗プロ、蛭田みな美プロなど、国内外で活躍するトップ選手を多数輩出しており、朝5時半からのトレーニングに始まり夜9時半まで、「1日を2日分に使う」密度の濃い合宿で知られています。田澤選手は、その1期生でした。

中嶋:今日来てくれている田澤君は、僕と同じコアフォースの契約選手です。元々の縁は、僕が主宰するトミーアカデミーの1期生だったこと。当時高校2年生で、一緒に合宿をしていました。トーナメントとは形は違いますが、ドラコンで世界のトップを目指す選手に成長してくれて本当に嬉しいですね。

田澤:田澤大河です。プロの選手としてドラコン活動をしています。昨年(2025年)は日本人で初めて世界選手権ベスト8に入り、記録は432ヤードでした。今は世界チャンピオンを目指して米国で挑戦しています。

── 田澤選手にとって、アカデミーの本拠地である静ヒルズはどのような場所でしたか?

田澤:どのホールも全く違うコースに来たくらいロケーションが豊富で。でっかいバンカーやアンジュレーションの大きいグリーンに何度も打ちのめされましたが、めちゃくちゃ成長できた、腕を磨いた素敵なコースです。

中嶋常幸 田澤大河 コアフォース ゴルフ飛距離アップ

「6球で失神するつもりで振る」── 飛距離は若いうちに伸ばせ

── アカデミー時代の「6球で失神するつもりで振る」という教えについて聞かせてください。

田澤:当時は飛ばしに特化していたわけではないですが、中嶋プロのトレーニングを見て「トーナメントプロはこんなに凄いんだ」と感じました。スピードアップしたい時に、少ない球数に極限まで集中するというフォーカスができるようになったので、あの教えは金言だと思います。

中嶋:今のトミーアカデミーでも「6球で失神するつもりで」というのは基本にしています。飛距離というのは、高校生から22歳くらいの若い時期に出せるだけ出しておかないと伸びないからです。(ドラコン世界No.1の)カイル・バークシャーの全力ショットを見ていても、倒れるんじゃないかと思うくらい振っている。そのくらい出せるといいですよね。

【編集部コラム:脳のリミッターを外す「神経系」のアプローチ】


中嶋プロの「6球で失神するつもりで振る」は、単なる精神論ではありません。スポーツ科学では、筋力トレーニングに加えて「脳と神経系へのアプローチ」が飛距離アップの重要な鍵とされています。
田澤選手は実際に、ドライバー2〜3本分の重さのバットと、非常に軽くてしなる練習器具を交互に振るトレーニングを実践しています。重いものでパワーを引き出し、軽いもので速く振る感覚を体に覚えさせることで、脳が無意識にかけている「速度の上限(リミッター)」を引き上げるのです。
少ない球数に極限まで集中して全力で振るという中嶋プロの教えも、若い時期に神経系のポテンシャルを最大限に引き出すという観点で、同じメカニズムに基づいています。

世界に挑む ── ボール初速220マイルの衝撃

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── 田澤選手、現在はどれくらいのボール初速が出ていますか?

田澤:クラブスピードは150マイル(約67m/s)くらい、ボール初速は220マイル(約98m/s)ほどです。思い切り振って芯を食えば海外の選手にも勝てるレベルになってきました。ただ、カイル・バークシャーだけは群を抜いていますね。あのレベルと勝負できるところまで持っていきたいです。
中嶋:トーナメントプロでもボール初速180マイル出れば早い方だからね。アカデミーの時よりガタイも随分大きくなったし、コアフォースを3つくらいつけたら勝てるんじゃないか(笑)。田澤君が高校生の頃から、飛ばせる才能はすごい宝だと思って見ていましたよ。

【編集部コラム:「飛ばし」の数字を読み解く】


田澤選手のボール初速220マイル(約98m/s)がどれほど規格外かは、一般的なアマチュアゴルファーと比較するとわかりやすいでしょう。ドライバーで200〜220ヤードを打つアマチュアのボール初速はおよそ130〜140マイル。ツアープロでも180マイルを超えれば速い部類に入ります。220マイルという数字は、まさに世界トップクラスの領域です。
ちなみに田澤選手が「群を抜いている」と語るカイル・バークシャーは、ドラコン世界記録579ヤードを保持する現役の世界チャンピオン。ボール初速の世界記録も持つ、文字通りの「飛ばしの怪物」です。田澤選手が世界の頂点を目指す上で、最大のライバルと位置づけている選手です。

「コマの芯」── 体幹がブレたら、どれだけ速く回っても飛ばない

中嶋常幸 田澤大河 コアフォース ゴルフ飛距離アップ

── コアフォースとの出会いや、つけた時の感覚について教えてください。
田澤:ドラコンは瞬発競技で、僕の強みは捻転力なのですが、コアフォースをつけている時と外した時で捻転の深さが全然違いました。出会いのきっかけは、中嶋プロが使っているのを知っていて、担当の方にスタジオに来てもらいテストをしたことです。明らかにつけた時の方が数字が良かったので即決しました。

中嶋:僕がきっかけになっていたんだね。スポーツ選手には色々なアイテムが持ち込まれるけど、お世辞ではなく、数字や感覚で本当に良いものかをテストして精査しないといけない。彼もちゃんとテストして選んだのは素晴らしいことです。

── コアフォースをつけてから、成績やスイングに変化はありましたか?

田澤:信じられないくらいパフォーマンスが上がりました。初めて世界大会に出た時は100位くらいで初日落ちでしたが、2024年は50位になり、2025年はベスト8に入ることができました。確実にコアフォースのおかげだと思います。

つける前は、スイング面では、捻転すればするほど軸がブレてしまっていたんです。捻ろうと思えば捻れるけど、身体はどこかにいっちゃうという状態。それがつけた後は、体幹がブレず、真ん中で軸を取りながら回れるようになった。つける前とつけた後、そこが一番大きな違いだと思います。

自分はよく「コマ」に例えるんですが、速く回っても軸がズレるとスピードが出ない。自分は真ん中の軸を残した状態でコア回転したいと常に思っているんです。コアフォースをつけていると、それが楽にできるんですよね。

── 田澤選手にとって、コアフォースはどんな存在ですか?

田澤:軸が取れてるな、っていうのがわかるので、つけていると安心できます。外していると不安になるくらい。加えて自分はすぐモノを無くしちゃうタイプなので……

中嶋:予備を持ちなさい予備を(笑)

田澤:寝る時もお風呂の時も身体から離さないように、常につけています。
※あくまで個人の感想です。違いの感じ方には個人差があります。

【編集部コラム:飛距離アップを支える「地面反力」と「軸の安定」】

田澤選手が語る「コマの芯」の感覚は、現代のスイングバイオメカニクスの知見とも一致します。
近年の飛距離アップ理論で注目されているのが「地面反力」の活用です。地面を踏み込むことで得られる反発力を、スイングの回転エネルギーに変換する技術で、ダウンスイングにおいて「水平方向(左右の体重移動)→回転方向(腰・肩の回転)→垂直方向(踏み込みによる跳ね上がり)」の順で発動させることで、筋力以上のヘッドスピードが生まれるとされています。
ここで重要なのが「軸の安定」です。どれだけ強大な地面反力や捻転力を生み出しても、体の中心軸がブレてはエネルギーがボールに伝わりません。田澤選手が「コマの芯が取れていないと、速く回ってもズレてスピードが出ない」と語る通り、軸の安定こそが飛距離アップの土台となります。
また、田澤選手はアドレスにも独自の工夫を取り入れています。ヘッドスピードが上がると強い遠心力でヘッドが体から離されるため、あらかじめボール1〜2個分手前にヘッドをセット。さらにボールを左足つま先の延長線上に置き、背骨を右に傾けることで効率の良いアッパー軌道を構築しています。「飛ばし」は才能だけでなく、物理法則に基づいた緻密な計算の上に成り立っているのです。

体幹を支える「コアフォース」── プロが24時間つける理由

対談の中で、田澤選手は「つけている時と外した時で捻転の深さが全然違う」と語り、中嶋プロは「数字や感覚で本当に良いものかをテストして精査しないといけない」とアスリートがアイテムを選ぶ姿勢について話してくれました。
二人が共通して愛用するコアフォースループは、希少なミネラル成分「コアフォースパウダー」という独自原料を特殊技術によりコーティングした、身体のコンディショニングをサポートするアクセサリーです。
70cmモデルは3〜4重巻きでブレスレット、伸ばせばネックレスとして使える「可変構造」が特徴です。素材はSUS(ステンレス)からK18ゴールドまで幅広く展開しており、カラーバリエーションも豊富。男女問わず自分好みの色をお選びいただけます。また、スポーツシーンだけでなくビジネスやフォーマルな場面にも馴染むデザイン性の高さも特長です。

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※コアフォースに関するアスリートのコメントは、あくまで個人の感想です。違いの感じ方には個人差があります。

まとめ ── 飛距離アップに必要な3つのこと

日本ゴルフのレジェンドと、世界に挑むドラコンプロ。世代もフィールドも異なる二人の対談から見えてきたのは、飛距離アップに必要な3つの要素でした。

① 軸の安定。田澤選手は自身を「コマ」に例え、体幹がブレなければ回転速度がそのまま飛距離に変わると語りました。筋力やスイングテクニック以前に、身体の中心軸を安定させることが飛距離の土台になります。

② 捻転と「出し切る」こと。中嶋プロの「6球で失神するつもりで振る」は、若い時期に限界を出し切ることの重要性を説く言葉です。それは単なる根性論ではなく、脳の速度制限を外し、神経系のポテンシャルを引き出す合理的なアプローチでもあります。

③ コンディションを支える道具選び。二人がともに愛用するコアフォースについて、田澤選手は「数字の違い」を根拠に即決し、中嶋プロは「テストして精査すること」の大切さを語りました。自分の体で試して、データで納得できるものを選ぶ。それがプロのアイテム選びの流儀です。

飛距離アップの答えは、一つのドリルやギアだけにあるのではありません。軸、捻転、コンディション──この3つを整えることが、年齢や体格を超えて飛距離を伸ばす最も確かな道筋になるはずです。
※コアフォースに関するアスリートのコメントは、あくまで個人の感想です。違いの感じ方には個人差があります。

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