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COREFORCE TSUSHINコアフォース通信

テニスで勝つための体幹強化とケガ予防—プロ×ジュニア×コーチが語る秘訣とは

2025.04.18

テニスプレーヤーとして勝ち続けていくには、スキルだけでなく、強い体づくりとケガのリスクを最小限に抑えることが重要です。本記事では、現役プロテニス選手の住澤大輔さん、ジュニア選手の川口孝大さん、川口選手のコーチでありアスレティックトレーナーである菅尾祐助さんに、テニスにおける体幹の役割やケガ予防の秘訣について語っていただきました。また、テニスのパフォーマンス向上に働きかけるスポーツアクセサリーの「コアフォース」についてもご紹介。お三方の実感についてもお話しいただいています。

体幹 テニス ケガ

プロテニスプレイヤー 住澤大輔選手

神奈川県出身。U13カテゴリで日本代表に初選出。U18全日本Jrダブルス優勝、全豪オープンJr出場。その後2016年プロに転向。2022年にマレーシア国際大会でシングルスとダブルスで優勝。2023年全日本選手権ではベスト8進出。コアフォース契約アスリート

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ジュニアテニスプレイヤー 川口孝大選手

東京都出身。2024年 英国開催のグランドスラム、ウィンブルドンU14カテゴリのシングルス優勝。ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権 2024(U14ダブルス)でも優勝するなど将来を期待されるジュニアテニス選手。はちおうじ庭球塾所属。コアフォース契約アスリート

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アスレティックトレーナー 兼 テニスコーチ 菅尾祐助さん

スポーツ医学に基づいたリハビリテーション、トレーニングでアスリートをサポートするとともに自身が主宰する「はちおうじ庭球塾」では川口選手をはじめ有望なJrテニス選手を数多く輩出。

2003~2008年 米アズサパシフィック大学学生トレーナー
2005・2006年 明治安田生命ラグビー部サマー学生トレーナー インターンシップ
2007年 メジャーリーグホワイトソックススプリングキャンプ 学生トレーナーインターンシップ
2008~2009年 米Eboshi Tennis Academy アスレティックトレーナー&テニスコーチ
2009~2010年 米ウエストバージニアウェズリヤン大学男子バスケットボール ヘッドアスレティックトレーナー
2010年~2018年3月 たちかわジュニアテニスアカデミー ヘッドアスレティックトレーナー
2011年7月1日 菅尾アスレティックトレーニングセンター設立
2013年7月~2022年7月 鈴木慶やすらぎクリニック 非常勤アスレティックトレーナー
2014年5月~2022年7月 有限会社 ウェルビーイングケアネット 取締役
2016年7月1日~現在 (株)S.A.T.C 設立 代表取締役
2017年6月1日~現在 NPO法人スポーツライフネットワーク 設立 代表理事
2018年4月~現在 はちおうじ庭球塾設立
2020年9月~現在 バボラオフィシャルアンバサダー

プロと対戦して感じた「違い」とは?

体幹 テニス ケガ

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菅尾コーチ:住澤プロ、本日はお忙しい中、川口選手を相手に試合をしてくださってありがとうございました。川口選手はプロと試合をしてみてどうでしたか?

川口選手:試合をしてみて、住澤さんのストロークの重さや、その展開力がすごかったです。一番違うなと思ったのは、サーブでしたね。やっぱりすごい。試合中にサービスエースを何本も取られて、僕もあんなサーブが打てるようになりたいと思いました。普段プロの選手と試合をする機会はないので、とても貴重な経験になりました。

菅尾コーチ:住澤プロは、対戦してみて川口選手のプレーをどう感じましたか?

住澤プロ:そうですね、川口選手は非常に上手いなと感じました。フォアハンドもバックハンドも綺麗なフォームで打っていて、僕もこんな風になりたかったなと思うほどです。羨ましいくらいですね。

菅尾コーチ:プロ選手にそう言っていただけるのは、コーチとしても嬉しいですね。日頃の練習の成果が出せたようでよかったです。

ジュニア選手がプロになるために必要な「強さ」とは?

菅尾コーチ:川口選手は今15歳というジュニア世代で、この世代には上手い選手がたくさんいますが、一般的に18歳以上になると勝つのが難しくなると言われています。もちろんフィジカル面で外国人選手に負けてしまうというのもわかるのですが…。プロの目から見て、その理由は何だと思いますか?

住澤プロ:海外の大会を転戦していてあらためて感じるのは、テニスが上手いジュニア選手は世界中にたくさんいる、ということです。でも、試合になると上手さと強さはまったく別のものなんですよね。「こんなフォームからこんなボールを打つの⁉」と驚くこともあって、そういう選手が勝つことも多かったり。結局、技術だけではなく、勝ちたいという闘志、ハングリー精神が重要だと思ってます。テニスは一年に何試合もするので、負けが続くとそれに慣れてしまったりもすることもあるかもしれませんが、そんなときでも1ポイント1ポイントを大切にする気持ちは何よりも大事ですね。

菅尾コーチ:難しい質問になるかもしれませんが、住澤プロがおっしゃる「勝ちたい闘志」「ハングリー精神」というのは、コーチが教えるべきものでしょうか? それとも選手自身が気づいていくものなんでしょうか? お話を伺っていると、住澤プロはご自身でお考えになって、ご自身で打破していっているように感じます。それをジュニアの世界に落とし込むと、大人が口うるさく言うことがどこまで必要で、どこからがやり過ぎなのか…。男子の15~16歳は結構多感で、コーチとしても気を遣う年頃です。成長過程の男子は、何を言ったらやる気を出すのか?もしくは逆効果なのか?わからないところが多いんです。実際のところ、子どもたちの自主性に任せて「自分で考えさせるべき」という意見もあります。住澤プロはどのように考えますか?

住澤プロ:たしかに「自分で考えて」とコーチに言われても、15〜16歳の男子ジュニア選手は具体的にイメージしにくいでしょうね。だから、ある程度大人が導く必要はあると思います。17〜18歳くらいになるとプロの世界が見えてくるので、その時に「あの時に言われたことはこういうことだったのか」と理解できるんじゃないでしょうか。自分がそうだったのでよくわかります。今は「大人の言うことを聞きなさい」でいいと思います。

川口選手:しっかり聞きます。住澤さんに言われたので。

一同:笑

菅尾コーチ:この問題って、コーチも心折れたりするんですよ。でも、伝え続けないといけませんね。そこでもうひとつ質問を。さきほどの「テニスの上手い選手は世界にたくさんいる」というお話についてです。自分のレッスンを振り返ったときに、上手くするような指導、例えばちゃんと的を当てられるようにとか、スイングをきれいにしようとか、やっぱり技術的なことが多くなって、1ポイント1ポイントに対する気持ち、ハングリーさについては、あまり伝えられていないなと思いました。気持ちのところを刺激しようとすると、大人はつい「やる気がないのか」とか「勝ちたくないのか」といった言葉に置き換えてしまいがちです。でもそれはちょっと違うな、と自分は感じていて。これについては全国のテニスコーチや親御さんも悩んでいると思います。現役の住澤プロからすると、どんな言葉掛けなら気持ちに火がつくと思いますか?

住澤プロ:私もジュニアの時はそんな感じで追い込まれてましたよ。厳しい言葉掛けもあったし、全国大会決勝前日に振り回しをやらされたり(笑)あの時代は「なんでここまでやる必要があるんだ、ここまでやらなくてもいいでしょ」とか思ってましたが、今実際にプロになって振り返ってみると、やっぱりあの時に言われたこと、積み重ねたことが重要だったんだと思ってます。厳しいことを一歩一歩やっていくと、自信にもつながりますしね。

試合前のコンディショニングは?コーチとの関係性はどうあるべきか?

菅尾コーチ:私はコーチに加えてアスレティックトレーナーという仕事もしています。なので、大きな大会の前は練習のボリュームを落として、なるべくコンディションを整えるようにしているんですね。ただ、今のお話を伺うと、試合前でもある程度は追い込む必要性もあるのかなと。そのあたりの調整のバランスはどうお考えですか?

住澤プロ:どの試合にピークを合わせるのがよいかというのは、プロになった今でも難しいですね。時には自分をとことん追い込む練習もしますし、ランキングやポイントによって目標値が変わってくるのでいろいろです。そのあたりはジュニアの時とは違いますね。

菅尾コーチ:話をまとめると、ジュニアの時代なら試合前日でも厳しく追い込んでいいと?

住澤プロ:そうですね。日頃からやっていることはやはり試合に出るので。本当にやってきてよかったなと感じるときが来ると思います。私のジュニア時代を振り返ると、オンコートではコーチに追い込まれることも多かったですが、逆にオフコートでは一緒にご飯に行ったり、遠征先でトランプゲームをしたりと、メリハリがある感じでやってもらっていましたね。話し合いながら成長していくような感じでした。
川口選手と菅尾コーチの師弟関係は6年目と聞きました。川口選手、今はどんな状況ですか?

川口選手:基本的にコーチのいうことは聞きます。でも、つい感情的になってしまうことがあります。

菅尾コーチ:そう、たまにあるんですよ(笑)でも根がいい子なんで、正直気にならないですね。自分のテニスでプラスになることは積極的に聞いてくれますし。生活態度のところ、例えばレッスンの直前までスマホいじってたりというのは注意しますが、アスリートとはいえ子どもなので。あまりきつく管理してもよくないと思っていて。そこが甘さの根源かも?と思ったりしますが、たまに今日のようにクラブ以外のところで、いろんな人の話を聞き、経験を積んでもらうようにしてます。

ケガを防ぎ、パフォーマンスを向上させるために

菅尾コーチ:住澤プロは、普段からケガ予防についてはどんなことをされていますか?

住澤プロ:やっぱり一番重点を置いているのは、ウォーミングアップです。テニスはハードなスポーツなので、トレーニング前や試合前には、しっかりストレッチをする。どれだけいい準備をできるかというのは、とても大事だと思っています。私の場合は、だいたいテニスを始める1時間前にはストレッチ場所に行って、足を伸ばすストレッチからスタートし、そこからストレッチポールやテニスボールを使って体をほぐしていきます。30分前になったらランニングしたり、バイクを漕いだり、徐々にテニスの動きに近づけていきます。

菅尾コーチ:なるほど、ただコンディションを整えるというよりは、ちゃんと体を使えるような準備をしてから、テニスを始めるということですね。今さらっとおっしゃいましたが、ウォーミングアップに1時間もかけている選手って、ほとんどいないんですよね。プロは違うと思いますが、一般のテニスを楽しまれている方ではほとんどいません。アスレティックトレーナーとしていろんなケガをされている方をサポートさせていただいていますが、本当なら予防のためのウォーミングアップの仕事にフォーカスできるのが一番です。特にテニスは人とぶつかることが少ないノンコンタクトスポーツなので、事前のストレッチで多くのケガが防げると思っています。住澤プロのお話を聞いて、これからますます子どもたちにウォーミングアップをしっかりやらせようと思いました。

川口選手:レッスンの集合を1時間早めましょう。

菅尾コーチ:そうしよう。でもその1時間スマホ触ってたら意味がないからね。頼みますよ!

一同:笑

テニスのパフォーマンスへ働きかける「コアフォース」の力

体幹 テニス ケガ

体幹 テニス ケガ

菅尾コーチ:ケガ予防の話のつながりで、コアフォースについても伺いたいのですが、川口選手はコアフォースを使い始めて半年ほど経ちますよね。つける前と後で、なにか変化はありましたか?

川口選手:つける前は、振られた時に軸がブレたり、切り返しが遅かったりすることがありました。でも、コアフォースをつけるようになってからは、軸がしっかりして、ブレにくくなったと思います。特に、プレー中の一歩目の動きが速くなったと感じます。よく「一歩目が遅い」と指摘されることが多かったので、つけてからは全然違うなって。

菅尾コーチ:あとスイングスピードが少し上がったよね。住澤プロはどうですか?

住澤プロ:僕も同じで、体幹の強化というか、軸がブレないのはすごく感じています。それに加えて、一番実感しているのは可動域のアップですね。私はネックレスとして首に、ブレスレットとして腕につけているんですが、特に腕につけたときの肩の回りがスムーズになり、サーブの向上にもつながるな、と。

菅尾コーチ:さきほど住澤プロのウォーミングアップを拝見していたのですが、体がすごく柔らかいですよね。そういうアスリートが伸びしろを感じるということは、たぶん体が硬い一般の方にとっては、より一層実感できそうですよね。他には何かありますか?

住澤プロ:川口選手も言ってましたが、テニスって切り返しの多いスポーツなので、体幹が強くなると一歩目が早く出る。今まで取れなかったボールでも追いつけるようになったというのは、試合中に実感しました。

菅尾コーチ:なるほど。コアフォースをつけることで、体幹バランスに違いが生まれる。その結果として軸が安定し、一歩目が早くなるんでしょうね。それから、軸の安定はケガの予防にもかなり貢献していると個人的に感じています。コアフォースはつけた瞬間に変わるというのが一番いいところなので、テニスのレベルや性別に関係なく、もっと言うと、テニス以外でもスポーツ全般を楽しむ皆さんに愛用してもらえるものだと思います。

住澤プロ:どのスポーツでも、バランスは共通して重要なものですからね。あとデザインもカッコイイですよね。

菅尾コーチ:それも大事ですよね。アスリート系の道具って、なんかちょっとデザインが微妙というものも多いけど、コアフォースは色もデザインもいい。どんな方でもつけやすいと思います。

未来の目標 — ジュニアからプロへ

菅尾コーチ:最後に、川口選手の今後の目標を教えてください。

川口選手:まずはITFジュニア大会でポイントを稼ぎ、来年から再来年くらいにはグランドスラムジュニアで優勝したいです。さらに上の方に行って、西岡良仁選手や錦織圭選手を超えられるような選手になりたいです。

住澤プロ:テニスをやっている人にとって、グランドスラムは誰もが目指す場所です。私自身、ジュニアの頃にグランドスラムの舞台を見て経験して、プロとしてもう一度戻りたいという気持ちが強くなりました。ぜひ、その舞台を目指して戦ってほしいなと思います。

▼座談会の模様を収録したYouTube動画も公開中

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