シンスプリントは、多くのスポーツ選手やランニング愛好者が悩む、足の痛みの原因となる疾患です。この記事では、シンスプリントの痛みの原因とそれを解消する方法、さらに予防法について徹底的に解説。またアスリートサポート代表 辻本博史さんを迎え、シンスプリントの対策、コアフォースクリームを使ったシンスプリントの予防法を詳しくお聞きしていきます。
シンスプリントの全貌:痛みの原因と対策法
シンスプリントとは?脛骨過労性骨膜炎の概要
シンスプリントは、脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれ、主に運動中に下腿の前面、いわゆる脛(すね)の内側に痛みを感じる症状です。この疾患は競技者だけでなく、一般の運動愛好家にも見られます。症状は通常、運動直後や翌日に痛みが現れ、悪化すると歩くことさえ困難になることがあります。早期治療が重要で、放置すると慢性化するリスクが高まります。また、早期治療であれば短期間で改善が見込める症状です。
痛みの原因:筋肉、関節、骨膜に起因するストレス
シンスプリントの痛みの原因は、大きくわけてふたつ。1つ目が、急激な運動量の増加。新学期が始まりクラブ活動がスタートする春先。走り込みトレーニングなど、質、量ともに経験したことのない運動をこなすことで、急性の症状があらわれると言われています。2つ目が、オーバートレーニングです。トレーニング中の繰り返しの衝撃が関節や筋肉に負担をかけ、脛骨の骨折や骨膜炎を引き起こします。これらの要因が重なることで、内側のふくらはぎや足首に痛みが発生し、シンスプリントと診断されることになります。
症状の特徴:内側のふくらはぎや足首への影響
脛骨に沿って骨膜が炎症を起こすシンスプリントは、陸上競技だけでなく激しい運動をともなうスポーツ全般で発生します。痛みは通常、ひざから足首の内側で下から3分の1に発生します。運動中に脛の内側に沿って鋭い痛みが生じることが多く、運動を停止すると痛みが軽減されることが一般的です。しかし、症状が進行すると安静時でも痛みが持続することもしばしば。リスク要因には、過労、筋力低下、柔軟性の不足、扁平足、不適切なシューズなどが挙げられます。
ランニングや競技陸上での発症リスクと予防方法
走る距離の長さに限らず、陸上選手は特に注意が必要です。予防方法としては、まず適切なシューズを選ぶこと。アーチと称される足裏の土踏まず部分(Arches of the Foot」と表記するためアーチと表現されます)の機能をサポートし、衝撃を軽減するシューズを選ぶことで脛骨への負担を減らすことができます。また、トレーニングやストレッチによって筋肉や関節の柔軟性を向上させることが大事。特にふくらはぎや足首周辺の筋肉を鍛えることが、シンスプリントの発症リスクを減らすために重要です。運動前のウォームアップや運動後のクールダウンも、筋肉や関節のケアに効果的です。
シンスプリントを防ぐには「我慢しないことが大事」
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アスリートサポート代表 辻本博史さん
競技者向けサプリメントおよびギアの提供を行うアスリートサポート代表。高校を中心に様々なスポーツ部への支援活動を行う中で、多くのアスリートのパフォーマンス向上に貢献。辻本氏がサポートした学校は全国大会で躍進、有名選手を輩出するなど、数え切れないほどの実績をあげている。選手はもちろんスポーツ部顧問からの信頼も厚い。
「私自身が選手だったというのもあり、シンスプリントをはじめ怪我を防ぐための活動には特に注力しています。というのも私自身、卓球を小学5年からはじめて実業団でも3年やっていましたが、腰痛、肘肩痛がひどく思うように頑張れなかった。学生アスリートには、自分と同じような状況にはなってほしくない。そんな選手たちを支えたい、頑張る姿を応援したいという思いから『アスリートサポート』という名前で事業をやらせてもらってます」
辻本氏に詳しい話を聞く前に、一本の動画をご覧ください。シンスプリントの症状を抱える高校陸上部の女子選手に対して、コアフォースクリームによるケアを行った記録映像です。
動画でもご覧いただけるとおり、一見、怪我をしているようには見えない女子選手が、ジャンプするだけで痛みを感じる典型的なシンスプリントの症状を抱えています。辻本氏は「ただ言わないだけで、ほとんどの選手が何らかの痛みを抱えながら練習している」と語ります。「聞けば教えてくれるが、特に女子選手は自分から言うことは少ないです。一般的に女性のほうが痛みへの耐性が強いと言われますが、何より外れたくない思いが強い。(痛みを訴えると)陸上ならリレーのメンバーから外されるんじゃないか?バレーボールだとレギュラーから外されるんじゃないか?という不安がある。だから我慢して練習する。長く我慢してからだと大きな怪我につながるし、手遅れになることもあるんです」
「(怪我を)やってしまったあとで通院したり、薬を塗ったりすることが多いようですが、終わってからやるくらいなら先にやっておくべきだと思います。我慢して痛いままで(練習を)やっているからバランスが悪くなる。まずは痛みを取って、しっかり接地できれば怪我は少なくなるはずです。ちゃんと練習するために、ちゃんと結果を出すために、いい状態で競技場やコートに入ることが大事。動画で見ていただいたとおり、いい準備をするためには、コアフォースクリームが欠かせません」
マッサージでアーチが復活。シンスプリント予防の基本
動画では足裏マッサージを入念に行っているが、これはどのような意図があってのものなのか?あらためて辻本氏に聞いてみた。
「シンスプリントの症状が出ている選手の足裏は、酷使しすぎてアーチが潰れていることが多い。落ちたアーチに引っ張られて、すねに痛みが出るんです。ですので足裏の縦アーチ、横アーチを正常な状態に戻すことが重要です。まずはコアフォースクリームを塗って表面を柔らかくする。指で触ると内部の硬く緊張している部分が見つかりやすくなるので、さらにコアフォースクリームを塗り込んでいく。マッサージするというよりは、コアフォースクリームが勝手に仕事をしてくれるような感覚です。はじめて使う選手は特にそうですが(コアフォースクリームを)塗っている途中に、見た目でもわかるくらいのアーチが上がるのがわかる子もいますよ」
加えてコアフォースクリームはなぜ競技者に最適なのか? 辻本氏は、その使い心地で、他のクリームにはない特長を教えてくれた。
「(コアフォースクリームは)ほとんどオイルが入ってないので、競技やプレーの前に足の裏に塗っても滑らない。しっかりと指が使える。接地面の違いが実感できるし、前傾の姿勢も作りやすくなるんです」
動画内での女子選手は、処置の前後で同じようにジャンプして感触の違いを感じていた。それはしっかりと足裏で接地できているからこそ。オイル成分の多いクリームやローションでは足裏が滑り、この違いも感じられないはずだ。
「(ネックレス/ブレスレットタイプの)コアフォースループを愛用するアスリートは多いですが、アクセサリーという特性上、制限もある。ゴルフやテニス、バレーボールなど相手選手と接触しないノンコンタクトスポーツでは身につけられますが、サッカーなどのコンタクトスポーツでは基本的に利用できません。その点、競技や練習の前に塗るだけのコアフォースクリームなら手軽だし、競技を選ばない。シンスプリントだけでなく、怪我で悩んでいる選手には、一度手にとって使ってみて欲しいですね」
最後の質問として、コアフォースクリームはアスリートにとってどのような存在であるべきか?また辻本氏自身の今後の目標を聞いてみた。
「この仕事に携わる前から、いろんなクリームを扱ってきました。そんな中でもコアフォースとの出会いは鮮明に覚えています。はじめて試した時に、私自身、鳥肌が立ったんです。これは本物だと感じました。これまでいろんなところで紹介させてもらい、今では関わっている学校が出場している大会に行くと、暇な時間にいつも(コアフォースクリームを)塗っている陸上選手がいたり、バレーボールの監督が試合の合間に「これに塗っておきなさい」って選手に手渡していたり、そういう光景を目にするようになりました。もっと多くの人にコアフォースクリームを知ってもらって、ベストの練習を積んで、ベストなパフォーマンスを発揮してほしい。私自身としては、とにかく怪我をなくしたい。それだけです」
コアフォースクリームは全国の販売店で購入いただけます
これまで、シンスプリント対策としてコアフォースクリームをご紹介してきました。身体のバランスが気になる方や、痛みが気になって思うように練習できないという方には、ぜひ試していただきたいと思っています。
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